本日は、ついに御岳に行ってまいりました。
ご存知ない方もいらっしゃるかもしれません。
御岳とは、
東京都青梅市、多摩川の上流部で
トップ選手も数多く練習する、国内有数のカヌーの聖地です。
チームもこの5年間、夏場も冬場も練習でお世話になった場所です。
ボスニアから帰国後、ようやくチームでご挨拶に伺うことができました。
御岳にはこれまでお世話になったみたけカヌー教室の
小田さんご夫妻がいらっしゃいます。
はっきり言い切れます。
ラフティングチームテイケイがスラロームで金メダルを取ることができたのは、
小田さんのおチカラによるところが非常に大きいです。
コーチとしてチームに関わってくださいましたが、
小田さんと一緒に作ったノウハウで世界と勝負し、
結果を出すことができました
チーム結成当初からチームを応援して頂いた大恩人です。
チームのこれから、メンバーそれぞれのこれからが決まってから
改めてご報告に伺おうという話でここまで時間が経ってしまっていました。
レースを改めて振り返り、整理しました。
そして、全員でこれから先に進んでいくことを確認できました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhtdHQABMnQGP7cKl75mm1lXi-VaRur4lbGimQExYZlV7F_S7aV_1K64Z3eOhxmmtHl344bLy9VY0QTsQfL-3Ma_9w2Q9ry2atcg8UbaTs5MnrcWdX4KPzZgTkz7RXgARHo63-tjxd9SY8/s400/ebisu.jpg)
これまでは、ご挨拶も済んでいない後ろめたい気持ちから、
御岳方向に足を向けて寝れませんでしたが、
今日からは向けて寝れそうです。ほっ。
さて、上の写真は小田さんご夫妻とテイケイメンバー勢揃いの図ですが、
お気づきの方もいらっしゃると思います。
さきに言うときますが、顔のデカさとかじゃないですよ。
遠近法の問題のはずです。失敗しました。
すでに平塚を発ってしまっていたトミーの不在もありますが、
そうです、新メンバーの加入です。
練習生のパッションさとしは置いときますが、
超大型即戦力最終兵器の加入が決まりました。
詳しくはチームの公式サイトにてご報告があると思います。
フライングはできませんので、ちょびっとだけ。
こんな背中の人って、そうそういないですよね。
でも、前はさらにすごいんです。
そんな感じの本日でしたが、不思議な体験をしました。
長くなりますので、お時間があるときによろしかったらどうぞ。
ご挨拶の後、みんなでご飯でも食べに行きませんかという話になりました。
御岳から車で30分ちょい、少し離れた場所にあるお店です。
自分の車で御岳まで行っていたので、メンバーとは別に、
ヤス君を乗せて、2人でお店に向かいました。
前にも何度か行ったことがあったので、
『道大丈夫?』の声にも、『もちろん』と即答していました。
雰囲気で走りながら、うっすらと見覚えのある角を曲がり、
うっすらと見覚えのある道をひた走りました。
しばらく進むと、見覚えのある道は無くなり、
見たことのない景色が続きました。
そうです、迷子です。
前に四国からの帰り道に奈良の大仏観光をしたなんてこともありましたが、
まさにそのパターンでまたやってしまいました。
雰囲気でリカバリーしようとしましたが、完全に空振りに終わり、
電話で助けてもらいながら、おそらく30分遅れぐらいで店に到着しました。
そうなると、完全に“アホな子扱い”をされます。
〇田さんには『大吾君のこれからの人生が見えましたね~、ぐふふ』
なんて事まで言われてしまいました。
『それでは、大吾君。乾杯の挨拶をどうぞ』なんてフリを受けましたが、
思わず口にした言葉に自分でも驚きました。
これです。1,2,3。
『今日は全力でやりましたが、道に迷いました。
道に迷った時は、自分がわかる所まで戻ることが大切です。
自分にとって、その戻る場所とは、このチームだと思います。
この先、人生で迷った時には、
(小田さんと共に過ごした)チームでの経験に戻り、
再び進んで行きます。乾杯』
それまでの会話の流れはいっさい無視。
自分の意識とは関係ないところから声がでているようでした。
よく考えると、何度も走ったことのある道で、普通迷うことはありえません。
他の車と一緒に出発していたら、さらに確立は低くなってました。
そう考えると、やはり何か不思議なチカラを感じてしまうのです。
『戻ってこんでええで』とのヤジがはいり、
『超ポジティブ思考ですね』と帰りの車の中では言われましたが、
そう感じずにはいれなかったのであります。
小田さん、ゆうこさん。ありがとうございました。
長々と失礼しました。
志高く
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